2021-03-30 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
このとき、なぜその停電が広範囲かつ長期にわたったのかというと、まず指摘されていたのは、配電線に倒木があって、倒木の撤去にかなりの時間を要したということが指摘をされております。
このとき、なぜその停電が広範囲かつ長期にわたったのかというと、まず指摘されていたのは、配電線に倒木があって、倒木の撤去にかなりの時間を要したということが指摘をされております。
まず初めに申し上げなきゃいけないことは、配電線の亘長、線路の長さですけれども、それは送電に比べて桁違いに長いということになります。したがって、全ての配電線を強靱に造ることは現実的ではありません。ということで、設備損傷をゼロに持っていくというのは難しいというか、できませんということになります。
補足で触れられました配電線の地中化について、メリットもあるけれども一方デメリットもあるんだという御見解でございました。もう私も全く同感なんですけれども、ちまたでは配電線地中化も全て善だというような社会的理解なんじゃないかなというふうに思います。 その辺りを是正していくために、その正確な発信というものが必要なんだろうと思うんですけれども、御見解をお伺いいたします。
この計画に基づいて進められる具体的な取組といたしましては、例えば現場での配電線の復旧において、仮復旧方式、この仮復旧方式を取りますと、通常の本復旧に比べますと早急な復旧ができるわけでございますけれども、この仮復旧方式を全国統一で導入するといったようなことが盛り込まれるという想定でございますし、また、他エリアから応援に入った作業員が設備仕様などの違いから円滑な復旧作業に支障を来すことのないように、例えば
具体的な取組といたしましては、現場での配電線の復旧において仮復旧方式を全国統一で導入するといったようなこと、それから、他エリアからの応援に入った作業員が設備仕様などの違いにより円滑な復旧作業に支障を来すことのないように、既存設備について災害復旧時に標準工具を使用できるコネクターを準備するなどといった取組、さらには作業手順の標準マニュアルを整備するといったような取組をその制度の中で促してまいりたいと考
また、配電線の現況を表す基線図などの図表は、一般の地図とは記載形式が異なるために、自衛隊などの電力以外の組織にとっては判読がなかなか難しいという問題があります。どのようなふうにこれを解決するのか、お答え願いたいと思います。
この配電線地図というのはかなり個人名も入っているようでありますが、一回一回確かめながらやっていたようでございました。 こういうことが、事前にいろいろ確かめて計画を練れるのであれば、それは確かに重要ですし、こういうことは進めていかなければならないと思っております。
○牧原副大臣 山岡委員の大変な御経験に基づく御指摘は重要だというふうに考えておりまして、過去の災害でも、山間部の土砂崩れで配電線が切断されて、その場合には停電の復旧にすごく長時間を要しますので、こういうことは大変問題だと思っております。台風や地震等の自然災害時の送電網のレジリエンスを高めていくということが極めて重要でございます。
近年の教訓を踏まえれば、災害等の緊急時になってからだけではなくて、災害が実際に発生する前段階で自治体が地域の防災計画等を策定するような場合であっても、一般送配電事業者が保有している配電線の地図といった情報が自治体に円滑に共有されることが重要であると思っております。
なお、御指摘ありましたケーブル延長ベースではどういう状況かということでございますけれども、電力会社様の配電線全体の中の地中化につきましては、全国では約六%、東京二十三区では四八%、これは道路延長で見ますと、全国で約一・二%、東京二十三区では八%、このような状況でございます。
委員御指摘の、配電網を独立して運用いたします指定区域供給制度では、山間部など配電線が土砂崩れで切断されることなどにより電源復旧までに長時間を要するような地域におきまして、主要系統と電力供給を切り離し、災害時にも自立的に供給を維持できるようにする、こういう制度でございます。
昨年の北海道胆振東部地震や相次ぐ台風、豪雨災害での大規模停電などを受けて行われている電力のレジリエンスワーキンググループでの議論を踏まえて、送電線や配電線、電柱など設備の総点検が行われました。総点検の結果、健全性に問題がある設備がないということが確認をされたというふうになっているんですけれども、その後も大規模停電起きているわけなんですよね。
こうした活動により、一部の復旧困難な箇所を除き、高圧配電線の復旧を二十四日までに完了したところであります。 また、被災者の生活支援としては、食料、飲料、ブルーシート等、被災された方々の命と生活環境に不可欠な物資を予備費を活用してプッシュ型で支援するとともに、自衛隊などによる応急給水や入浴支援、自衛隊に消防職員、消防団員も加わってのブルーシートの展張作業等に取り組んできたところであります。
こうした活動により、一部の復旧困難な箇所を除き、高圧配電線の復旧を二十四日までに完了したところであります。 また、被災者の生活支援としては、食料、飲料、ブルーシート等、被災された方々の命と生活環境に不可欠な物資を予備費を活用してプッシュ型で支援するとともに、自衛隊などによる応急給水や入浴支援、自衛隊に消防職員、消防団員も加わってのブルーシートの展張作業等に取り組んできたところであります。
この倒壊した電柱で道路が塞がれてしまって、その影響で復旧作業が阻害されたり、また、家屋等が損傷したり配電線の寸断によって、最大でおよそ二百四十万戸が停電するなどしたというふうに伺っております。
そうすると、これまで発電が、つながると思っていなかった電圧の低い配電線の方につながってくるということになります。 配電線というのは、非常に長さが長い、送電線に比べると一桁違う非常に長いものになってきますので、これまで一方向に電気が流れることを前提に安く造ってきた、そこに逆方向に流れると実は困ってしまう。
今、送電線、配電線というのは、大規模電源で発電をして送って、その売った売上げで投資を回収しているという形なんですが、この人口減少が進むと、今まで三千人の村だったのが例えば三百人になるとか、そういうことになりますと、売れる電気の量、当然減ります。投資回収がどんどん難しくなるということが起きてくるということでございます。 三点目が、ディセントラライゼーション、分散化でございます。
日本では、戦後の復興に当たりまして、電力の安定供給を低コストで実現することが優先されたことなどによりまして、配電線が地中化に向かわず、電柱と架空線による方式が基本となったと承知をしております。 そのため、近年、無電柱化に取り組んでおりますけれども、委員御指摘のとおり、無電柱化率は東京二十三区に限っても八%と著しく遅れているところでございます。
ロンドンでは、十九世紀後半に街灯のために電力線の設置が進められましたが、競合するガス灯が地中配管から燃料を供給していることから、これと競争条件を同じくするために、電気事業についても当初から配電線の地下埋設が義務づけられていると伺っております。 また、パリにおきましても十九世紀末に配電設備の地中化が義務づけられるなど、欧米では早い時期から地中化を原則として配電線の整備が進んでおりました。
東京の地下を走ります二十七万五千ボルトの高圧線、それに伴う世界最高の消費地へ向けての配電線、これが一番の競争力の源泉、コアコンピタンスになると思いますので、いわゆるネットワーク会社、グリッドパワーと、いわゆる小売会社、エナジーパートナーを中心にやっていけると思います。 これらの会社が堅実に上げた利益の一部を長期にわたって賠償に回すべきだと思います。ちょうどチッソと同じ方式であります。
まさに今先生御指摘のように、東芝さんは、東京電力のみならずですけれども、電力会社とともに、これまでは、原子力だけでなく、送電線、あるいは配電線、あるいはスマートメーターに至るまで、本当に重要なパートナーとして事業活動を支えていただきましたし、たくさんのお仕事を私どもはお願いしてまいりました。
海外では、例えばロンドンでは、十九世紀後半に街灯のための電力線の配置が進められましたが、当初から、競合するガス灯との競争条件を同じにするため、電気事業についても配電線の地下埋設が義務づけられました。また、パリにおいても、十九世紀末に配電設備の地中化が義務づけられるなど、欧米では早い時期から地中化を原則として配電線の整備が進んでまいりました。
そういうことで、四月の二十日の十九時十分には、崖崩れや道路損壊箇所などの復旧の困難箇所を除いて高圧配電線の送電が完了したと、このように報告を受けました。そして、四月二十七日には阿蘇大橋付近の送電鉄塔の仮工事が完了して、発電機車から商用の電源に切替えもできたと、このように聞いております。
さらに、太陽光事業者からすると、電力会社が送電線あるいは配電線の設備維持のための工事をやるときに当然電気を止めるんですが、この電気を止める時間帯を夜間にしてくれと、要は、昼間止められちゃうと自分の発電した電気を送れなくなるので夜間にしてくれ。私、夜間作業、自分でも経験ありますけれども、相当リスクをしょいます。
先生御指摘の配電線以下の対策工事について工事負担金の単価が決まっていないと、このような御指摘でございます。 御案内のとおり、この工事内容、大きな変電所のバンク逆潮流対策工事などと違いまして、工事の内容がいろいろ千差万別であるというところがまずあろうかと思います。
しかし、配電線以下の対策工事は工事費負担金が未設定になっております。これまでは算定に当たっての実績がなかったことから単価の設定は困難であったと、このようにされていましたけれども、現在では多くの実績があり、単価の設定は可能じゃないかと私考えております。